難しい事を簡単に伝える
皆さんはIT業界と聞いて、どのような事を思い浮かべますか?
・パソコンの事なら何でも知ってそう
・一日中画面に向かってキーボードを打っている
・パソコンのディスプレイをたくさん並べて仕事してそう
など、色々なイメージがあると思いますが、何人かは「専門性が高く、聞いたことの無い横文字が多く飛び交っている」ようなイメージをされる方もいるかと思います。
そのイメージは間違いではありません。
私たちの社内でも、IT業界でしか使われないような横文字が会話の中で日々飛び交っています。
ですが、私たちは社内だけでなく、各取引先の皆様とお話をする事も多々あります。
そこで社内と同じようにIT用語ばかりを話していては、「よく分からない言葉で捲し立ててくる人」という詐欺師みたいな印象を持たれてしまう事もあります。
もちろん全く使わずに説明する事は難しいですし、昔は使われていなかった用語でも、今は一般的になっているようなものは逆に覚えていただけるようにしていく事も私たちの業務の一部だと思います。
今は用語が一般的になっている例としてはWifiとかがありますね。
ですが、私たちの使うIT用語は専門的なものが多く、仮にIT用語を覚えていただく事を前提に話していても、担当者が変わったりするとまた最初から…という事になりかねません。
そこで大事になるのがタイトルにある「難しい事を簡単に伝える」という能力になります。
どうやって一般的では無いIT用語を簡単に伝えるかというと、良く使われる手法としては「例え話にする」というものがあります。
ITの専門的な用語は分からない人が多くとも、料理なんかに例えて言えばイメージしやすいので結果としてこちらが言いたい事が伝わるという事です。
ここで具体的な例え話がどのようなものかは割愛しますが、皆様も一度は別のものに例えて話を説明しようとした事はあるのではないでしょうか。
何かの記事で見た事があるのですが、真にスマートな人とは「難しい事を簡単に伝える人」であるというのを読んだことがあります。
当時は横文字のビジネス用語が少し持て囃されており、例えば「コンセンサス・アグリー・アサイン」等の横文字を使うのが流行っていた(?)時に、知らない人に対して当然のように横文字を並べて話しかける人よりも、しっかりと双方が理解出来るという事を大事にする人の方が良いビジネスマンであるという内容でした。
私がこの「難しい事を簡単に伝える」が出来ているかというと、この記事を見て分かる通り、簡単に伝える努力が足りていませんね…。
しかしこの記事を書いた事により、再認識する事が出来たので良かったと思います。
皆様も異なる分野同士で会話をする事があると思いますが、少し気にしてみるとまた違った知見を広げる事が出来るのではないでしょうか。
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