システムエンジニアのお仕事をしておりますと、
どうしても避けられない事が、トラブル対応です。

システムのトラブル？
ハードウェアのトラブル？
ネットワークのトラブル？

様々なトラブルがあります。

また、例えばシステムのトラブルと言っても、
内容・原因は多岐に渡ります。
自分で作ったプログラムのミス？
使用しているOSの不具合？
ユーザーが入力したデータが問題？
あるいは、それらの複合要因？

そのような原因を究明する際に行う事は、
現状を「正しく・正確に」確認する事です。

この作業が１番最初に行わなければ、ならない事であり、
なおかつ、１番大事です。

どうして大事かと言いますと、間違った状況把握から
導き出された答えは、当然、間違いだからです。

そして、この事は、何もシステムのトラブルに限りません。

例えば、どこかが痛くて、お医者さんに行った時、
お医者さんが「どこか痛い所はありますか？」と聞いた時、
感覚がおかしくなっていて、もし本当に痛い所ではなく、
別の所を答えてしまったら、そちらを調べ始めるので、
解決に至るまで、時間が余計にかかります。

あるいは、子供が物を紛失して、大人が状況を問いただした時、
子供が適当な事を言うと、紛失した物を見つけるのは
余計に困難になるでしょう。

よって、何かトラブルが起きた時、状況を聞く側と
聞かれる側の両方が解決に向けて、お互いに協力し合えれば、
より解決に至る確率やスピードが上がると思います。

何かトラブルが起きれば、まずは、現状を「正しく・正確に」
把握して、嫌なトラブルは早急に解決しましょう！