思い出のペット

今まで犬猫、熱帯魚、ウサギやハムスター、インコや九官鳥、熱帯魚 などなど、色々な動物を飼ってきました。
その中で一番インパクトがあり、思い出に残っているのがこの子

リチャードソンジリスという生き物です。

プレーリードッグにそっくりで、ミニプレーリードッグとして売られている場合もありますが、属も性格も違います。
地面に穴を掘って生活するリス(地リス)の仲間です。
基本的に社会性が強く人懐っこい性格ですが、人に慣れる慣れないがハッキリしているようです。
機嫌が良いと小鳥のように「チュン」と鳴きます。
寿命は3~6年ほど。あまり長生きではないのが辛いところ。

 

出会いはハムスターを飼う目的で訪れた郊外のペットショップでした。
店員さん一押しで「慣れているから大丈夫だし大特価で」と勧められ、ゲージや餌も込みで9,000円という価格で我が家にやって来ることとなりました。
帰ってふとゲージの裏をみると8,000円の値札シールがついていたので、この子は実質タダ?ゲージのおまけ?・・・謎です。

リチャードソンジリスは人慣れしていても環境が変わると攻撃的になったり心を開かなかったりするそうですが
我が家に来て1ヶ月ほどの彼の態度がこれです。

草食の小動物らしからぬ警戒心の無さ、好奇心いっぱいの性格で、犬や猫では見ることができない独特な姿をたくさん見せてくれました。
両手を使いちょこんと座って食べる仕草、後ろ足だけで立ち上がり(お尻はついていますが)周りを見回す仕草、ブラッシングをすると膝の上でうっとりとしている仕草・・・。

 

名前を呼べばちゃんと寄ってきますし、部屋の一部を板で仕切って遊べるエリアにしていたのですが、そこから外へ出る事は悪い事であるという事を理解していました。
たまに脱走するのですが「コラッ」の一言で一生懸命に走って自分のエリアに戻ります。
戻る道筋に誰かが座っていても、その人を乗り越えて一直線に走ります。避けて走る方が早いのに彼は避けたりしません。
そして自分のエリアに戻ると何事も無かったように振舞います。
彼なりに自分のエリアにいればセーフと思っているのでしょう。脱走自体がアウトなのですが・・・。

 

後で聞いた話ですが、ペットショップの店員さんによると、彼はお店でもゲージからの脱走常習犯だったらしいのですが、ひとしきり探検が終わるとレジの前まで帰ってきて店員さんに「チュン(戻して)」と声をかけていたとのこと。
他のリチャードソンジリスがどうなのかは分かりませんが、彼がなかなか賢かったのは確かです。

誕生日は聞いていませんが、おそらく若くは無かったのでしょう。
色々な経験をして、店先で人にも慣れきっていたため、我が家に来た時には何の遠慮もなくやりたい放題できたのかもしれません。
我が家に来て8ヵ月程の短期間で亡くなってしまいましたが、強烈なインパクトと楽しい思い出を残してくれたペットでした。

機会があればもう一度飼ってみたいと思っていますが、ほぼペットショップでも見かけないので気の合う子に巡り合うのも難しいと思っています。
こればかりは一期一会。また良い子に巡り合えることを願っています。

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