皆さんは、夏休みの宿題　特に～自由研究～に苦労した思い出はありませんか？それは、自分自身が、それとも親としてか・・・、今回は祖父としての体験談です。

学校が長期休業になると、その期間ほとんどを我が家で過ごす、京都在住の小学2年生の孫。「香川大好き！」そりゃそうでしょうよ！好き放題させてくれる大甘のじいじ・ばあばがいるからね！と言うことで今年の夏も、算数と漢字のドリルのみさっさと終わらせて、その他時間のかかる宿題を携えやって来ました。親の策略を感じながらの長期預かりです。『分解する図鑑』を見ていて、「ぼくもパソコンの中を見てみたい」と言い出したので、廃棄せずに置いていた古いノートパソコンを解体してみることにしました。皆さん、パソコンの中身の実物を見たことはありますか？私も仕事柄、構造や機能などは当然のことのようにわかっていますが、中身については写真や挿絵で見るだけで、実物を分解したのは初めてです。あらためて機器の精密さと、意外となかなか分解できないことがわかり、孫に感謝した次第です。

せっかくならこれを自由研究にしてみてはということで、CPU、メモリ、ハードディスク、ディスプレイ、CD-ROM、冷却ファン、キーボード等々、それぞれのパーツに分解し写真を撮りながら、機能を調べたり孫なりの感想を記述していきました。分解や機能の説明の手伝いは私が、写真や文書にまとめる手伝いは妻が担当して仕上げていきました。題して『パソコンのなかみをしらべてみた！』

内容の珍しさからか、先生が『京都サイエンスコンテスト』に応募してくれたのは、孫共々嬉しいおまけでした。でも入選は果たせずそれが悔しかったからか、今、どハマりしている信号機についてを、来年の研究テーマにする！と意気込んでいる孫。来年も宿題携えて、香川に長期滞在するつもり？来ないと寂しいけれど、孫に振り回されるのも何かと大変な夏休みです。