ちょうど1ヶ月ほど前、私は…歳の誕生日を迎えました。
これまで毎年のように友人達にカウントダウンパーティーをしてもらったり、
何かしらサプライズのある楽しい誕生日を過ごしてきました。
去年の誕生日に人生初の顔面パイをされたのも良い思い出です。
（誕生日＝二日酔いの方程式が思い浮かぶのは何かの後遺症でしょうか？）

そして今年の誕生日はというと。
当日の夜に、私の家に私の両親を招いて誕生日会を開きました。
そう、自分の誕生日会をまさかのセルフプロデュースです。
当日のお昼に急遽決まり、慌てて家の掃除や買い物をして主人と準備をしました。

私たちが用意した料理に加えて両親が持ってきてくれたステーキやケーキなどで、
お腹も心も満たされる楽しい誕生日会になりました。
前々から父が「いつ家に招待してくれるの～」と言っていたので、
それが叶って父は嬉しそうで。
毎日ご飯を作っている母は「誰かが作った料理は美味しい！」と言って
誰よりもたくさん食べてくれて。
楽しそうな両親の顔が見られて、私自身、すごく幸せな気持ちになりました。
口では「何で自分の誕生日にバタバタ準備せないかんの～！」と言っていた私ですが、
内心は「これが本当の誕生日だなぁ」と思いながらその時間を過ごしていました。

両親が私をここまで育ててくれたこと、
今までたくさんの心配をかけたこと、
今も常に気にかけてくれていること、
いつまでも私を甘やかしてくれること、
その全てに感謝の気持ちを込めて、私が生まれた日に
両親を喜ばせてあげられたことが何より嬉しかったです。
「生んでくれてありがとう」なんて恥ずかしくてなかなか言えないけれど、
少しは親孝行ができたかな？
（後日両親から誕生日プレゼントを買ってもらったことはさておき…）

今までは誕生日といえば「自分が主役！」なんて思っていましたが、
そうではなくて、周りの人に感謝する日だなと思えるようになった私は、
遅ればせながらまたひとつ大人の階段を登ったのかもしれません。

まぁでも、今年の誕生日は家でゆっくり過ごしたので
来年はまた外でパーっといきたいかな。