アプリを1文字だけ変更依頼で100万円
ATACKSチームのYDです、こんにちは。
2017年12月14日以来ですので、2年ぶりの記事になります。
前回はシステムエンジニアのお仕事についてご紹介させていただきました。
今回は、システム開発にかかるお金の話をさせていただければと思います。
みなさんお使いのアプリで、こうだったら良いのに、って考えることはないですか?
ここの表記がこうだったらとか、この列とこの列が入れ替わったら分かりやすいのにとか、「ちょっとした」ことです。
とても簡単な話だからと、システム開発会社さんに変更依頼をかけてみると、見積金額が100万円です、というような話は「あるある」だと思います。
えっ、Excel ならそんなの3秒で終わるのになぜ?というお話です。
ちょっとお話は変わりますが、Excel って世界で何人が使用しているかご存じでしょうか?
残念ながら、私は知りません(スミマセン・・・)
代わりに Office 365 のお話をしますと、昨年時点で1億3500万人のアクティブユーザー数だったそうです。
確実に Excel のユーザー数はこの何倍もの数でしょう。
次に Excel の価格ですが、こちらは公式通販でおよそ1万6000円となります。
ということは、Excel って単純計算でも1万6000円 × 1憶3500万人 ≒ 2兆円ぐらいの規模のアプリということになります。
つまり、Excel は2兆円かけて開発した結果、上に書いたような操作が3秒で出来るようになっているということです。
逆に言うと、他のアプリは2兆円かけていないので、3秒ではとても無理!というお話になります。
「ちょっとした」変更に見えても、内部ではとても手間がかかっている、というような話もまた「あるある」なのです。
ちなみに普通は、さすがに1文字の変更だけで100万円はかからないと思います。
タイトルはキャッチーにしておくと続きを読まれやすい!と目にしましたので、こういったタイトルにしてみました。
※ Excel・Office 365 は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ 数字に何の正確性もありません。例として見ていただければと思います。
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