注文住宅とシステム開発
ATACKSチームのY.D.です、こんにちは。
私は今、注文住宅を計画(発注)していて、この1年間は慌ただしく過ごしていました。
そんな注文住宅とシステム開発は似ているのだろうと思ってはいたのですが、改めてそう感じましたので、少し記事にしてみたいと思います。
※ゼロから注文を行う場合です。アプリのような完成品の購入は別のお話となります。
1:製品を見て、購入ができない
自動車だと、製品を見て、なんなら試乗してから購入が可能です。(今時なら口コミを見て、というのも加わるかもしれません)
一方で注文住宅は、家が建って、試しに生活してみて、それから購入なんてもちろん不可能です。(精々3Dで完成予想図を見るぐらいでしょうか)
システム開発も同様で、使ってみてから実はこうだった、がやはりあります。
2:見積もりは積み上げで
どちらの業界も大まかには、それぞれの作業の材料費と工賃を積み上げて見積もられます。
オリジナル作業となると工賃は都度計算が必要となりますが、素人には作業内容が分からないため、妥当性が判断しづらいのもそっくりです。
(判断しづらくて申し訳ございません汗)
3:設計者はエスパーではない
大雑把に伝えておけば、細かいところはよしなにして貰えるだろう、は危険です。
設計者と貴方が幼馴染ならともかく、通常は人(会社)によって環境や考え方は異なっていますので、細かくお話した方が良いです。
設計者はエスパーではありませんので、分からないものは分からないです。
この時、希望を伝えるより悩んでいる内容を伝えた方が、より良い改善策が生まれるチャンスが生まれるのでお勧めです。
4:時間が経つほど挽回が難しい
例えば、家が建ってから間取りを変更したいと思っても、実現は難しいだろうなという事は素人でも容易く想像できます。
システム開発も同様で、ちょっとした変更が実は根幹に関わっていて、慎重な検討が必要という事がしばしばあります。
まるで、トランプタワーの1段目を終盤になってから変更するのに似ています。
5:検品が難しい
どちらも目に見える部分はほんの一部で、目に見えない部分が多いのが厄介なところだと思います。
これに関して私には良い答えがなく、素人なりに頑張るしかないのかなと考えています。
ということで私は現在、家の建築工程について調べていますが、見るべき(考えるべき)点が分かってきて勉強になっています。
皆様も可能であれば、システム開発について勉強される事をお勧めします。
6:購入して終わりではない
家であれば購入して終わりではなく、メンテナンスであったり改築であったり、お付き合いは続いていきます。
システムも同様で、業務内容の変更への対応であったり法改正への対応であったり、見直しは重要です。
売って終わりの一期一会の関係ではなく、末永くお付き合いさせて頂く関係となりますので、もしご縁がありましたらその際は宜しくお願い致します。
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