ピロリ菌

私自身、胃潰瘍や十二指腸潰瘍等、特に胃に関する症状はなかったのですが、
妹からの勧めもあって、
ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ菌)の検査をしました。
この菌に感染していると、胃がんになる確率が、高くなるそうです。

検査の方法は、3種類(抗体測定、尿素呼気試験、便中抗原測定)あって、
抗体測定という血液検査をして調べました。

結果、案の定、陽性の判定でした。(私は、50代男性です)
ピロリ菌の感染は、衛生環境に起因するといわれており、
中高年に感染者が多いそうです。

検査結果を受けて、除菌治療をする事にしました。治療薬を服用する治療で、
この治療に用いる薬の副作用として、
下痢を伴うということで、お盆休みを利用して、
除菌治療する事にしました。

治療薬ですが、胃酸の分泌を抑制するお薬と2種類の抗生物質の3つのお薬(計6錠)を
処方してもらいました。

この三種類のお薬を一週間服用(1日2回 朝、夕)。一回でも飲み忘れると、
除菌の成功率が下がるそうです。
薬を飲みなれていない私でしたが、無事、忘れる事も無く飲み終わりました。
1回に6錠は、キツイ!

あとは、四週間後の除菌服用後の尿素呼気試験(検査試薬を飲み、吐き出した息の中の
炭酸ガスを測定し、
ウレアーゼ活性を測定し菌の有無を診断)を受けるだけ。

無事、除菌に成功していますように!
ちなみに1回目の除菌の成功率は、75%くらいのようです。

今回、除菌に失敗すると、治療薬に耐性を持ったピロリ菌があらわれる事もあり、
次に、薬を変えての二次除菌療法は、
治療中、私の大好きなアルコールが飲めない事に。
これだけは、どうしても避けねば(笑)

あとお医者様からは、除菌に成功した後も、1年に1回は内視鏡検査を受けるように
という事でした。

治療、除菌も含めて3,000円くらいの治療費でした。

このブログを見られている中高年の皆さん。是非受診をお勧めします!

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